ARTSの行動規範

ARTSは、依存症問題に関わる団体として理事に以下の行動規範を求めています。

1)依存症問題の原因となる産業との関わり

依存症問題の原因となるアルコール産業、製薬会社、ギャンブル産業、ゲーム産業等、商品を製造、販売、マーケティング、提供をしている産業とは、ARTSの使命が損なわれぬよう、協力関係のあり方を以下の様に定める。

 ①禁止・反対運動を行うものではない。但し、社会的に許容されている範囲

を逸脱し、依存症問題を増長させるものの販売、マーケティング、提供、広告に関してはこれを厳しく指摘し抑止させていく。

 ②ARTSの経済的独立性を脅かすような内容・協力関係に陥ってはならない。

  またARTSとの協力関係が、依存症問題の原因となる産業の免罪符として扱われてはならない。

 ③協力関係により、依存症問題を生み出す産業に対する問題の指摘が制限されるものであってはならない。

 ④善意からくる寄付や協賛金であっても、誤解を招かぬようそれらを受け取らない。

 ⑤協力関係は以下のものとする。

  ・産業側が行う、依存症勉強会・研修会等への講師派遣

  ・産業側が行う、依存症啓発の制作物の受注と監修

  ・依存症問題のフォーラム、セミナー、キャンペーンの協力

2)反社会的勢力とは一切の関わりを持たないこと

以上